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QP−21改造機によるQRP−DX交信の記録

Since 2004.10.7

JH0UTC/1

QPシリーズはアマチュア無線自作派の方なら誰でも知っているくらいの、 ミズホ通信から販売されている公称出力1ワットのQRP送信機のキットです。 QPシリーズには7メガヘルツ帯用のQP−7と21メガヘルツ帯用のQP−21があり、 同調回路の定数が違うくらいで、回路自体は同じです。

(注)現在、ミズホ通信はQPシリーズの発売を中止しています。

安価ですので、これらのキットを購入し 組み立ててみた方は多いと思いますが、実用にまでされている方あるいはその成果を 発表されている方を私は正直、ほとんど知りません。しかし、わたしはこのQRP送信機は大きな可能性を秘めていると思います。 わたしはQP−21を改造して18メガヘルツ帯用にしたものや、 21メガヘルツ帯でもVXO発振回路を付加して周波数可変にしたものを製作し、 実際の運用に使用してみました。それをここで紹介します。

まず、18メガヘルツ帯水晶に入れ替え、回路の同調も取り直した周波数固定機を作って3ヶ月ほど使用しました。その結果が18交信記録1のページです。

なぜ18メガヘルツからはじめたかというと、近くの周波数でVXOの実験をやっていたことと、WARC−79で新設されてから、そこで運用することをずっと楽しみにしていたからです。

上記の実験で、周波数を変えても問題なく働くことがわかり、またVXO発振回路の製作に成功したので、同じ18メガヘルツ帯で周波数を変えることができる送信機が実現し、運用を開始しました。最初のひと月の成果が18交信記録2のページです。


その後さらに運用を続けました。最初の半年は4階建てアパートの屋上に張った半波長ダイポール・アンテナを使い、その後は引越しに伴い、いろいろな建物のベランダや屋上に、概ねダイポール相当のアンテナを設置し運用しました。送信出力は自作の電力計に拠れば1.7ワットでした。2ワットと言ったことが多かったですが、1ワットと言ったこともありました。

実際の送信機の内部を写真でお見せしましょう。非常にシンプルでしょう。


ブロック・ダイヤグラムを示します。



リグの設置状況を写真でお見せしましょう。受信機はYAESUのFRG−100です。


アンテナをお見せしましょう。といってもワイヤーアンテナなのでよく見えないと思います。半波長ダイポールアンテナです。地上高は13メートルくらいか。

その結果、世界中の各地と100局を超える交信が出来ました。その成果を受け取ったQSLカードで地域別にご紹介しましょう。

アジア近隣地域です。


アジア地域です。


北太平洋です。


南太平洋です。


オーストラリア・ニュージーランド地域です。


北米です。


南米です。


ロシアです。


ヨーロッパです。


アフリカです。


南極です。


私は、そのとき自分が使った送信電力はすべてログ・ノートに記録しています。コンテストのときなど、試しに市販のリニアアンプを使って5ワットくらいに増力して運用してみたこともありました。 しかし、そのような交信はここでは取り上げていません。そうする事が悪いと考えたからではなく、あくまで素のQPシリーズの能力を探るのがこのホームページのテーマだからです。増力に関することはもし作るなら別にまとめるでしょう。 そうやって区別するほうが技術的な興味も増すのではないかと思います。
1ワットが私の「ベアフット」です。

21メガヘルツ帯での記録のページが完成しました。ご覧下さい!
21メガヘルツ帯の記録へ行く。


(QPシリーズとは関係ありませんが)富士山頂での50メガヘルツ帯の記録のページが完成しました。ご覧下さい!
50メガヘルツ帯の記録へ行く。


私が無線を始めるきっかけになった「コンチキ号探検記」のことについて少し書いてみました。
「コンチキ号探検記と私」へ行く。


144MHz帯のAM送信機を作った記録です。
「より高い周波数を目指して〜144MHz帯への挑戦〜」へ行く。


富士山頂での写真を紹介します。
「富士山頂写真ギャラリー」へ行く。


天文・気象歴はラジオと同じくらい長いです。。。
「天文・気象」へ行く。


1999年11月のサイパン運用の記録です(受信音声つき)。
「サイパン運用の記録」へ行く。



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